ソバカス(雀卵斑)
鼻や頬に散らばる小さな茶色い斑点。遺伝の要因が強いシミです。目次
INDEX
シミ取り治療の基礎知識
BASIC KNOWLEDGE
シミの種類
SPOTS TYPES
幼い頃から鼻や頬に散らばる小さな斑点は、ソバカス(雀卵斑)の可能性が高いです。
レーザー治療で改善を期待できるシミですが、体質によるところが大きいため再発しやすく、治療後のケアが大切です。
このページでは、ソバカスの原因・見分け方・治療法について詳しく解説します。
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 厚生労働省指定麻酔科標榜医
- 日本内科学会認定内科医
しました
目次
INDEX
ソバカス(雀卵斑)とは?
そばかすは、鼻や頬を中心に、小さな茶色い斑点が散在するように現れます。特定の部位でメラニンが過剰に産生されやすい、遺伝的な体質によって生じると考えられています。
紫外線を受けると濃くなり、紫外線の少ない季節には薄くなるという季節変動があるのも特徴のひとつです。
| 特徴 | 直径1〜3mmほどの小さな褐色の斑が多数散在 |
|---|---|
| 部位 | 鼻を中心に両頬・目の下 |
| 大きさ | 小さな点状 |
| 原因 | 遺伝的素因+紫外線 |
| 年齢 | 幼少期〜10代から現れ始める |
できる原因と
悪化を防ぐ方法
主な原因は遺伝と紫外線
ソバカスは、生まれつきの体質(遺伝的素因)が最も大きな原因です。両親や祖父母にそばかすがある場合、同じように現れやすい傾向があります。そのため、どれだけ丁寧にケアをしていても、体質として出やすい方には現れてしまいます。
ソバカスを悪化させる大きな要因となるのが紫外線です。ソバカスのある部位はメラニンを生成する組織(メラノサイト)が非常に過敏になっているため、紫外線の多い夏に濃くなり、冬に薄くなるという季節変動が顕著に見られます。
悪化させないために
できること
体質は変えられなくても、紫外線対策によってソバカスを薄く・目立たなくすることは可能です。
ソバカスを濃くする最大の要因は紫外線です。UVA・UVBの両方をカットする日焼け止めを、季節を問わず毎日使用しましょう。特に紫外線量が増える夏場は、日焼け止めをこまめに塗り直し、日傘・帽子・UVカットの衣類も積極的に活用することをおすすめします。
他のシミとの見分け方
そばかす(雀卵斑)の特徴
鼻や頬を中心に、1〜数mm程度の小さな茶色い斑点が散在するように現れます。ひとつひとつは小さく、輪郭は比較的はっきりしています。
多くのシミが加齢と共に現れるのに対して、そばかすは幼少期から見られます。夏に濃くなり冬に薄くなる季節変動があるのも特徴です。
ソバカスの例
間違えやすいシミ
・老人性色素斑との違い
老人性色素斑は、ソバカスと同様に頬などに茶色い斑点として現れます。見分けるポイントは、そばかすより斑点がひとつひとつ大きいこと、30代以降に出始めること、季節変動がほとんどなく、一度できると自然は薄くならないことなどです。
・肝斑との違い
肝斑は境界がぼんやりとした薄茶色のシミが両頬に面として広がるのに対し、ソバカスは小さな斑点が散在する形で現れます。また肝斑は30代以降に現れることが多く、幼少期から出るそばかすとは現れる時期も異なります。
このような違いはありますが、ソバカス以外のシミが混在している場合も多くあります。自己判断でのケアや、診断なしの治療はシミを悪化させるリスクがあります。専門医による診断が、治療の出発点です。
他のシミや、シミに似た疾患についてもっと詳しく知りたい方は、「シミの種類・原因・見分け方」をご覧ください。
シミの種類・原因・見分け方主な治療方法
主なシミ治療の
ソバカスへの適用
| ピコスポット | ○ |
|---|---|
| ピコトーニング | ◎ |
| Qスイッチスポット | ○ |
| Qスイッチトーニング | ○ |
| IPL(光治療) | ○ |
| ニードルRF | ✕ |
| ケミカルピーリング | ✕ |
| 導入治療 | ✕ |
| 再生医療系注入治療 | ✕ |
| 内服薬 | ○(継続服用) |
| 外用薬 | ○(継続服用) |
ソバカスはレーザーで
改善しやすいシミのひとつ
ソバカスは、レーザー治療への反応が良いシミです。ピンポイントで照射するスポット照射に加え、顔全体に均一に照射するピコトーニングでも十分な改善が期待できます。散在する細かい斑点が多い場合は、トーニングで顔全体をまとめてケアする方法が特に有効です。
ただし、ソバカスは体質によって生じるシミのため、治療で一度改善しても、紫外線を受けることで再び現れることがあります。治療後の紫外線対策を継続することが、効果を長持ちさせる鍵になります。
その他の治療
IPL(光治療)
広範囲に散在するソバカスには、面で照射するIPLも有効な選択肢です。複数の斑点をまとめてケアしたい場合に適しています。
他にどのようなシミ治療があるのかは、「シミ治取り療の種類」をご覧ください。
シミ取り治療の種類当院のシミ治療
ピコトリートメント
ソバカスはレーザーへの反応が良いシミですが、肝斑や老人性色素斑と混在しているケースも少なくありません。
当院では、次のステップでシミを治療することでリスクを最小限に抑えながら、シミを丸ごと改善します。
診断
皮膚科専門医が肌の状態を詳しく診察。どの種類のシミがどこにあるかを見極めます。
整肌(トーニング)
顔全体にトーニングを照射し、肝斑を消しながら肌のベースを整えます。この段階で残ったシミの種類が判断しやすくなります。
粉砕(スポット)
整肌後に残ったシミにスポットを照射。表層のシミは浅く、深いシミ(ADM)には深く照射し、的確に消していきます。
詳しくは、「ピコトリートメント」をご確認ください。
ピコトリートメントへ
まずは初診と
シミ診断へ
医師があなたのシミを診断し、適切な治療をご案内します。施術枠に空きがある場合は、カウンセリングの当日に施術も可能なので、すでにご希望の治療が決まっている方もまずはご相談ください。
(初診の保険診察料、約1,000~1,500円が必要です)
受付時間 9:45〜13:00 / 14:45〜18:30 日祝休診
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シミ治療の基礎知識
施術前の注意事項
日焼けを避けてください
施術前2週間は日焼けをしないようにしてください。過度な日焼けは、炎症後色素沈着のリスクを高めます。
一部のスキンケアを中止してください
レチノイン酸・ハイドロキノンなどの刺激の強い外用薬は、施術3〜5日前から使用を中止してください。
メイクはしてきていただいて構いません
施術前にクレンジングを行いますので、メイクをしたままご来院いただけます。
施術後の注意事項
施術後、痛みが継続する場合は、よく冷やしてください
肌深部へレーザー照射をする際は、針で刺されたような感覚や熱を感じることがあります。これらは1時間ほどで消失することが一般的ですが、火傷のような痛みが続く場合は、治療部をよく冷やしてください。
日焼け止めを必ず使用してください
施術後の肌は紫外線の影響を受けやすい状態です。外出時は日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘も併用してください。
保湿をしっかり行ってください
施術後は肌が乾燥しやすくなっています。保湿ケアをこまめに行ってください。
当日からメイク・洗顔が可能です
施術当日からメイク・洗顔が可能です。ただし施術部位を強くこすることは避けてください。
飲酒・激しい運動・長時間の入浴は当日避けてください
体温が上がると赤みや腫れが長引く場合があります。当日は控えていただくようお願いします。
外用薬の再開時期を確認してください
レチノイン酸・ハイドロキノンなどは、施術後の肌の状態を確認してから使用してください。使用時期は、医師・看護師の指示に従ってください。
効果には個人差があります
ピコトリートメントの効果はシミの種類・濃さ・肌質・生活習慣などによって異なります。同じ回数でも、仕上がりには個人差があります。
リスク・副作用
赤み・熱感
施術直後に赤みや熱感が出ることがありますが、多くの場合数時間以内に治まります。
炎症後色素沈着(戻りジミ)
施術の刺激により、一時的にシミが濃くなることがあります。ピコレーザーは従来のレーザーに比べて起きにくいとされていますが、肌質や施術部位によっては発生する場合があります。適切なアフターケアで改善します。
肝斑の悪化
肝斑が混在している場合、スポット照射の刺激で悪化する可能性があります。しかしピコトリートメントでは、まずトーニングで肝斑を十分に薄くしてからスポット照射を行うため、肝斑悪化のリスクを抑えた治療が可能です。当院では初回に医師が診断を行い、肝斑の状態を確認したうえで照射方針を決定します。
色素脱失(白抜け)
非常にまれですが、照射部位のメラニンが過剰に破壊され、白く抜けることがあります。
施術を受けられない場合
以下に該当する方は施術をお断りする場合があります。
・妊娠中・授乳中の方
・日焼け直後の方
・光線過敏症の方
・ケロイド体質の方
・施術部位に炎症・感染症がある方
受付時間 9:45〜13:00 / 14:45〜18:30 日祝休診