医療コラム

当院が皮膚外科・形成外科手術を多くご依頼いただける理由とは?

おかげさまで皮膚科医になって15年以上が経ち、手術件数は10,000件を超えました。最近は特に、他院でのほくろ除去後の再手術など、整容面での改善を希望されるご依頼もいただいています。

なぜ私が皮膚外科・形成外科のオペを得意とするようになったのか——その背景には、一般的な皮膚科医とは少し異なる、特殊なキャリアがあります。

目次

麻酔科医として培った「手術を観る目」

私が皮膚科医になる前に携わっていたのが、麻酔科です。1年のほとんどを手術室で過ごし、大腸外科・肝臓外科・整形外科・耳鼻科・心臓血管外科・肺外科・産婦人科など、あらゆる領域の手術に麻酔科医として参加してきました。

私は、麻酔をかけつつ、色々な先生方の手術手技を観察するのが大好きでした。その経験の中で自分自身に課したトレーニングが、「常に上手い術者の手技を観察し続けること」でした。これを3年以上続けた結果、まさに「門前の小僧、習わぬ経を読む」のことばのとおり、多くの外科的手技が自分の中にイメージとして蓄積されていきました。

また、麻酔科では神経ブロックをはじめとする局所麻酔の手技にも深く携わり、針を扱う技術や局所麻酔の知識・経験もこの時期に大きく伸ばすことができました。こうした基盤は、皮膚外科においても欠かせないものとなっています。

形成外科・皮膚外科の専門トレーニング

皮膚科医に転科した後、私が研修を積んだ基幹病院は「皮膚科形成外科」として両科の医師が協調して働く体制が整った、特殊な環境でした。皮膚科医が多い時期には10名、そこに形成外科医3名が加わった大所帯です。

形成外科専門医のうち1名は美容外科でも活躍されていた先生、もう1名は形成外科の名門として知られている東京警察病院から非常勤で来られていた先生でした。

この環境の中で私は、皮膚科専門医として皮膚腫瘍の診断・治療のトレーニングを受けながら、同時に形成外科医から直接、手術の技術を学ぶという恵まれた経験を積みました。こうした「皮膚科と形成外科の融合」した研修環境は、全国でも非常に珍しいものです。

3つの経験が融合して生まれた強み

麻酔科・皮膚科・形成外科という3つの領域でのトレーニングを通じて、私は次の力を同時に身につけることができました。

  • 皮膚腫瘍の診断力(皮膚科専門医としての視点)
  • 形成外科的手術技術(傷跡を綺麗に最小化するための技術)
  • 局所麻酔・神経ブロックの精度(麻酔科医としての針の技術)

これにより私は、「麻酔科の基礎を持ち、多くの外科手術に精通した上で、形成外科的トレーニングを5年以上受けた皮膚科専門医」として皮膚外科を行える立場となっています。

開業後の実績と現在

都内での開業時代は、ライバルがひしめく環境の中でも1日200人以上の患者様にご来院いただくまでにクリニックは成長し、毎日多数の手術をこなしてきました。そうした日々の積み重ねが、現在の10,000件超という手術件数につながっています。

術後の傷跡については、インスタグラムの症例写真をご覧いただければおわかりの通り、患者様から非常に高い評価をいただいております。

当院のインスタグラムはこちら

また近年は、他院での手術後の傷跡ケロイド化・再発・整容的な不満に対する改善治療にも力を入れようと考えており、今後もより充実した治療メニューを取り揃えてまいります。

当院で対応できる日帰り手術の内容

当院では、ほくろ・粉瘤(アテローム)・脂漏性角化症(老人性イボ)・脂肪腫・血管腫・ウイルス性イボなど、さまざまな皮膚腫瘍の日帰り手術に対応しています。良性腫瘍はもちろん、悪性が疑われる場合も含め、ダーモスコピー(拡大鏡)を用いた入念な診察のうえで、適切な治療方針をご提案しています。

手術の方法は、①ラジオ波メスによる切除、②くり抜き法(パンチ法)、③通常のメスによる切除と縫合の3つを使い分けており、できものの部位・大きさ・性状に応じて最善の方法を選択しています。なお、当院の日帰り手術の8割以上は保険適用で行っており、初診のご来院当日に手術を行うことも可能です(当日の手術枠に空きがある場合に限りますが)。

当院の皮膚外科・形成外科の日帰り手術について

痛みの少ない・傷跡の残りにくい手術へのこだわり

手術に対して「痛そう」「傷跡が残るのでは」と不安を感じる方も多いと思います。当院ではその不安を少しでも和らげるため、2つの点に特にこだわっています。

一つ目は、局所麻酔の質です。麻酔科標榜医の資格を持つ院長が麻酔注射を担当し、ご希望の方には事前に麻酔テープ等を使用することで、注射時の痛みも極力抑えるよう努めています。麻酔科出身ならではの知識と経験を、ここでも活かしています。

二つ目は、傷跡を最小限に抑える縫合技術です。形成外科的なトレーニングを受けた院長が責任を持って執刀し、部位や皮膚の性状に応じた縫合方法を選択することで、術後の傷跡ができる限り目立たないよう配慮しています。手術後も定期的な術後診察を行い、傷の経過を丁寧にフォローアップしています。

皮膚外科・形成外科手術のご相談は海老名皮フ科クリニックへ

イボやほくろの除去、粉瘤の治療など、皮膚外科に関するお悩みはぜひ一度当院にご相談ください。院長による精密で丁寧な診察と、最適な治療方針のご提案で、痛みが少なく、傷跡が残りにくい皮膚外科・形成外科手術をご提供しています。


(執筆者情報)

小谷 和弘

日本皮膚科学会 皮膚科専門医

厚生労働省指定 麻酔科標榜医

日本内科学会 認定内科医

皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科

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〒243-0436 神奈川県海老名市扇町12-28
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休診日:日曜・祝日

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当院の混雑状況についてのご案内

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