医療コラム
ニキビ肌のスキンケアは?皮膚科が教える洗顔・保湿・日焼け止めの正しい選び方。
ニキビができるメカニズム
まずはニキビがどのようにしてできるのか、そのプロセスを整理しておきましょう。
1.皮脂の過剰な分泌
思春期やストレスなどによってホルモンバランスが乱れると、皮脂腺から皮脂がたくさん分泌されます。
2.毛穴の詰まり
皮脂が増えすぎると、本来なら剥がれ落ちるはずの古い角質と混ざり合い、毛穴を塞いでしまいます。この状態を「コメド(面皰:めんぽう)」と呼びます。
3.アクネ菌の増殖
毛穴が塞がれると、空気が届きにくくなり、酸素を嫌う「アクネ菌」が皮脂をエサにして活発に増殖し始めます。アクネ菌は誰の肌にもいる常在菌ですが、増えすぎるとニキビの原因となります。
4.炎症の発生
増えすぎたアクネ菌が「炎症」を引き起こします。いわゆる「赤ニキビ」と呼ばれる状態です。
ニキビのできやすさには遺伝的な要因が関係していますが、他にもストレスやホルモンバランス、生活習慣、肌に合わないスキンケアなども大きく影響しています。遺伝的な要因は自分の努力で変えられるものではありませんが、生活習慣を改善したり、スキンケアを見直したりすることは、誰でも取り組むことができます。そこで、ここからはニキビ肌向けの正しいスキンケア方法を説明します。

